産業保健師になるためには転職サイトの活用が必須!?

産業保健師になるためには転職サイトの活用が必須!?

産業保健師は基本的に夜勤がなく、日勤であり、土日祝祭日も休める傾向にあります。これが全ての理由とは思いませんが、保健師資格を持っている方々にはとても人気のある職業です。しかし産業保健師の求人を見つけにくいという現実がありますよね?なぜ産業保健師の求人が見つかりにくいのか、少し考えてみましょう。

 

近年企業では、社員の健康管理におけるメタボ・メンタルヘルス対策を推進していて、産業保健師の需要は急激に高まっています。にもかかわらずその求人が少なく、見つかりにくい。理由は、募集を出す企業側の考え方にあるといっても過言ではないでしょう。

 

産業保健師は人気のある職業ですから、募集案件を公開すれば人が殺到することは容易に想像できると思います。企業側の立場から考えてみると「能力のある優れた人材」が欲しいわけです。公開募集ではアッという間に採用枠が埋まってしまい、そこに本当に良い人材が集まったのか、はなはだ疑問も出てくるわけです。

 

ここに企業側の選択肢のひとつとして「非公開求人」という方法が出てきます。非公開求人にすれば、アッという間に採用枠が埋まるということは避けられますし、良い人材が応募してくる可能性も高くなってきます。そこで企業は、誰もが簡単に閲覧出来る公開応募を避け、専門職の方々が集まるような転職サイトで非公開求人をすることになります。産業保健師の募集においては、「スキルの高い産業保健師の確保」「適性の低い産業保健師はいらない」という企業の考え方が根本にあることを知っておくべきでしょう。

 

先に書いたように、時代のニーズにより産業保健師の需要は高くなってきていますが、採用人数自体が極端に多いというわけではありません。その上求人が見つかりにくいという現実がありますので、産業保健師として就職を望まれる方は、企業側の姿勢・考え方を知った上でその方法を把握しておかねばならないと思います。

 

狭き門である産業保健師ですが、目指している方々が良い企業と巡り会えますよう祈っております。

《産業保健師の求人・採用対策web》難関突破のための手引き