JR東日本 - 産業保健師の求人傾向&役割・待遇の特徴
JR東日本は昔国鉄と呼ばれていて、国が管轄している鉄道だったのですが、昭和62年に民営化をしてJR東日本、東日本旅客鉄道株式会社となりました。この民営化のせいで、多くの国鉄が小規模な私鉄である第三セクターとなってしまい、中には廃線になってしまった路線や、第三セクター自体が消滅してしまったこともあるのですが、知っての通りに鉄道会社は多くの人を相手にしている仕事です。
中には職員に暴言を吐く人、酔っ払って迷惑をかける人もいるので、かなり精神的にきつい仕事でもあるのですが、絶対に事故を起こせない仕事でもあるため、神経をすり減らす仕事でもあります。
そのため、産業保健師はメンタルケアを中心にしっかりと社員の健康状態をチェックしておく必要もありますし、変則勤務になっていることから、体調管理も難しくなっているのです。よってメンタルケアを中心として、健康管理や健康指導もしっかりとできる保健師をJR東日本では採用しているのですが、JR東日本は関東地方や中部地方の東側、更には東北地方も管轄となっているので、産業保健師が1人しかいないということはありません。
色々なところで産業保健師が働いているのですが、待遇面では初任給がかなりよくなっているという訳ではなく、昇給やボーナスの額が優遇されている傾向にあります。その理由は、昔国鉄だった頃は公務員として扱われていたことで、求人募集を見ても比較的待遇もよく、現在では民営化されても、行政保健師と産業保健師の中間的な存在となっています。
■企業情報
・社名:東日本旅客鉄道株式会社
・所在地:東京都渋谷区代々木2-2-2
・資本金:2000億円
・設立:昭和62年4月1日
・社員数:5万9370人
事業内容は鉄道業務だけではなく、バスの運行や貨物事業、小売業や観光業など手広く行っている企業です。他にも羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレールやアトレなどもJR東日本のグループ企業となっています。
支社も多数あり、関東地方や東北地方に多数存在しています。
・八王子支社
・横浜支社
・大宮支社
・高崎支社
・千葉支社