積水ハウス - 産業保健師の求人傾向&役割・待遇の特徴
積水ハウスと言えば有名な建築会社なのですが、建築会社は室内で仕事をしている人よりも、屋外で仕事をしている人の方が多くなっているので、大手企業であってもそれほど多くの産業保健師を採用しているという訳ではありません。
また、外で働くことが多いということもあり、健康管理や健康指導には力を入れている企業が多くなっているので、産業保健師を採用する時にも、健康管理や健康指導がしっかりとできる人を求めている傾向にあります。求人募集には直接健康指導や健康管理の経験が豊富な人に限るというようなことは書かれていませんが、実際面接に行ってみると、健康管理や健康指導に力を入れているという話をされることが多くなっています。
産業保健師の役割は職種によって異なってくるものの、やはり熱中症にかかりやすい条件で仕事をしていますし、ケガが起こりやすい現場での仕事となっているので、レベルの高い産業保健師が求められているのです。
そんな建築業界は、他の大手企業に比べて、社会保険などの待遇面は充実していると言えるのですが、給料は安くなっている傾向にあります。だから現在では建築業界に人が足りないなどと言われているのですが、問題なのは待遇の改善と人を育てられる人材を育成することなので、人を育成できない企業が多い中でも、積水ハウスのような大手企業であれば、研修体制なども整っているので安心できるでしょう。
■企業情報
・企業名:積水ハウス株式会社
・本社:大阪市北区大淀中1-1-88
・設立:昭和35年8月1日
・資本金:1915億5919万
・従業員数:15750人
積水ハウスは建築業なので、工場はもとより営業所やカスタマーズセンターなどが多くなっています。
他にも多数の展示場や工場が存在しているのですが、更に京都には住宅の研究をするための施設が存在しているので、建設業界にしては比較的産業保健師の職場が多い傾向にあります。