新日鐵住金 - 産業保健師の求人傾向&役割・待遇の特徴
新日鐵住金は知っての通りに鉄を作る会社なのですが、日本の鉄精製技術は世界一であり、現在でも板金会社などで鉄を使う場合が非常に多くなっています。鉄はかなり固いですし、高温で鉄を溶かして作っているので、危険な現場であると同時に、作業環境も決してよいとは言えないでしょう。
通常大手企業の製造業というのは、中小企業に部品作製を依頼して、納品された部品をくみ上げていくのが一般的なのですが、新日鐵住金の場合には、このような中小企業が購入する鉄その物を作っているのです。
特に夏場などはかなりの暑さとなるので、室内でも熱中症に注意するように呼びかける産業保健師の存在はかなり重要になっていることから、求人募集を出していることもあるのです。熱中症は暑くて湿度が高い時、外に出て太陽に当たることでなると考えている人も多いでしょうが、実際には湿度の高い室内の方が危険な場合もあるため、万が一の時に産業保健師がしっかりと看護できるようにすると共に、適度な水分補給や体調管理などをしっかりと行う必要があります。
よってある程度看護の技術もないと採用してもらうのが難しいのですが、その分待遇はよくなっていると言えるでしょう。しかし、産業保健師の役割はとても重要なので、待遇がよくなっている分仕事は厳しくなっているということを理解してから入社するようにしないといけませんし、自分自身の健康管理やメンタルケアもしっかりとできるようにならないといけません。
■企業情報
・企業名:新日鐵住金株式会社
・本社:東京都千代田区丸の内2-6-1
・発足日:平成24年10月1日
・資本金:4195億2400万
発足日が新しい理由は、以前は新日本製鐵と住友金属という2つの会社があり、2012年に合併して誕生した会社だからです。
九州支店、四国支店、中国支店、茨城支店、北陸支店など、数多くの拠点が日本全国に存在しています。また、支店以外にも製鉄所も数多く存在していて、色々な地域で日本の鉄産業を支えています。